最終更新日 2024年11月21日
何か人の役立つことをしたい、困っている人の手助けをしたい。
そんな人の気持ちを資金として支援してくれる期間が、ユニセフです。
ユニセフは、活動を支えるための費用を全て募金で賄っています。
この活動を支えるための募金が、「ユニセフ募金」です。
実はこの「ユニセフ募金」はさまざまな支援方法や支払い方法が用意されています。
世界のために役立ちたいという気持ちがある人は、ぜひこの活動募金に参加してみてはいかがでしょう。
目次
ユニセフ募金の種類
「ユニセフ募金」には、毎月募金の「マンスリー・サポート・プログラム」と、1回だけの「ユニセフ募金」・「緊急・復興募金」や「分野・地域指定募金」などが用意されています。
募金は税額控除の対象となり、約40%が所得税から控除されるというメリットもあるのです。
一部の自治体では個人住民税の寄付金控除の対象ともなります。
あなたの知らない誰かの役に立つだけではなく、自分にも役立つ募金と言えるでしょう。
マンスリー・サポート・プログラムの場合
たとえば「マンスリー・サポート・プログラム」の場合は、そのお金を子どもたちの教育や食料にあてることが出来ます。
栄養治療が必要な子のためのミルク代や、退院後のサポートとして役立てることが可能ですし、感染症の予防のワクチン注射を行うためにも有効です。
胎児の時からの栄養補給や母乳による育児の推進、離乳食の指導や学校給食の支援にまでこの募金は使用されています。
命の危険性が最も高いのは、重度栄養不良に陥っている子どもたちです。
衰弱した身体に負担がかからない栄養ミルクは1カップ27円で提供できますし、ペースト状の栄養食は1袋31円があれば食べることが出来ます。
月にわずか数千円の支援であっても、多くの子の命を救うことが出来るのです。
申し込み方法について
申し込み方法は、インターネットと申込書のダウンロード、そして申込書の郵送が用意されています。
毎月指定の金融機関の口座から、指定しただけの金額が引き落としとなる仕組みです。
国内クレジットカードの利用も可能なので、手軽に申し込むことが出来ます。
これは、退会の意思を自分が示すまで定期的に継続されるシステムです。
もし、やめたいときは電話・FAX・メールで停止を求めることが出来ます。
1回だけの「ユニセフ募金」
定期的ではなくとも、今最も支援が必要な子たちに募金をしたいという場合は、1回だけの「ユニセフ募金」がおすすめです。
インターネットから「募金する」ボタンで次ページに進み、金額を指定したあとは支払い方法を決定します。
クレジットカード・コンビニエンスストア決済・インターネットバンキングの3つの支払い方法を選ぶことが可能となっていますから、大変便利です。
もし会員登録をしているのであれば、この手順を踏んだあとログインするだけで、募金が完了します。
会員登録なしでも募金は行うことが出来ますので、今回だけという場合でも問題ありません。
真心はいつでも届けることが出来るのです。
「緊急・復興募金」の窓口の役割
現在も紛争や難民問題で苦しんでいる子どもたちは、大勢います。
こうした子どもたちを救いたいという人たちのために「緊急・復興募金」の窓口が用意されているのです。
現在はシリアやロヒンギャの難民、アフリカの栄養危機問題や新型コロナウイルス問題の募金などを行うことが出来ます。
特定の自然災害や紛争などに心を痛め、ぜひその地域の子たちの助けになりたいという人は、ぜひこの募金を行いましょう。
こちらも、支払い方法はクレジットカードなどを選ぶことが出来ます。
金額も決められておらず、自分が支払える金額で十分です。
小さな善意がたくさん集まることで、大きな支援へと繋がります。
より緊急募金先の情報を知りたい場合は、ホームページに詳細が記されていますから、参考にすることが出来るでしょう。
郵便振替を利用することも出来るので、急いで振込を行いたいと考えている人にもおすすめです。
ユニセフの活動を支えるための募金も行える
ユニセフが継続的に行っている活動を支えるための、募金も行うことが出来ます。
水や衛生問題・HIVなどの問題は、すぐに解消できる問題ではなく、長期的な支援が必要です。
衛生的なトイレを設置したり、きれいな水を飲めるように装置を作ることは、子どもの命を救います。
砂やほこり・汚物が入った水は安全ではありません。
現在はマダガスカルへの水の援助と、子どもとエイズの問題を解決するためのプロジェクトへの支援が求められています。
これらの問題に関心がある人や、長期的な支援を支えたいという人におすすめです。
支払い方法はこれまでと同様、自分で好きな方法を選び、金額も自分で設定を行うことが出来ます。
まとめ
ユニセフでは、定期的に活動報告を行い、これまでの支援がどのように活用され、喜ばれたかをホームページなどで公開しています。
それぞれ各1年の間に実施された援助がわかるようになっており、活動の実態を知るためにも欠かせません。
インターネット募金や遺産寄付プログラム、海外募金コインなど、さまざまな役立つ企画も用意されているのです。
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